お金を嫌っていませんか？
”お金が足りない。”と困っている人はたくさんいます。でも、給料・貯蓄・資産運用・税金・稼ぐ方法の話などなどのお金の話自体はあまりしない。なぜか普段お金の話は”はしたない”とか”みっともない”と言ってしない人が多いですよね。
生きていくのにお金が必要なのはみんなわかっているし、お金があればお金がないという悩みからは解放されるのはわかっているんですよね。
お金が足りないとはいうけれど、そのお金の話をあまりしないというのはどういうことなんでしょうか。
日本人はお金は汚いもの・お金を稼ぐことを悪いことだと思い込んでいるふしがあります。潜在意識の中に刷り込まれているといってもいいかもしれません。だからなぜか働く理由も、社会貢献したいとか、世の中の役に立ちたいとか、自分の好きなことを仕事にしたいとかそんな理由を並べる人が多い。でも、本当にそれが目的ならばボランティアでもできること。
大半の人が働く理由は、まずは自分が生きていくためのお金を稼ぐこと。だから、正しくそれを認識することが大事。現状認識が正しくできないと、自分がなんのために働いているのかがわからなくなるし、転職をするにしても何を重視すればいいかがわからなくなる。
自分の人生の中でお金を稼ぐために使っている時間はすごく多いのに、そのお金の話をしている時間はすごく短い。しかも、それをあえて避けている。
お金を好きになろう。
お金をかせぐ、使う、ためるのがうまくなるにはどうしたらいいか。好きになるのが一番です。まずはお金自体を好きになってあげる。潜在意識にあるお金は汚いものという考え方をなくしてあげるのが重要です。
好きこそ物の上手なれ（＝何事によらず好きなものにはおのずと熱が入るから、それだけ上達が早いということ。）で好きになれば、お金を扱うのがうまくなる。嫌いなことよりも、好きなことの方が成功する確率が高い。
だから、お金を嫌わずに、まずはどんどんお金の話をするべき。
たとえば夫婦であれば、
・自分達の人生にどれだけお金が必要か
・どういうことにお金を使いたいか
・子供のお金をどうやって用意しておくか、
こういったことをしっかりと話し合っておくのが大事なんです。
カップルや夫婦でお金の話をすることは非常にいいことだと思う。特にカップルでお金の話をしておくのはおすすめ。カップルでしっかりとお金についての話をしておけば、結婚してからも相手のお金の価値観がわかっているので安心。そして、相手がどんなことにお金を使いたいのかということもわかる。
私は、妻と結婚する前から自分がどこにお金をたくさん使っているかや投資について会話をしていました。それによって、結婚後も自分のお金の使い道についてはきちんと理解をしてもらっています。そして、妻も結婚前にインデックス積立投資を始め、今も続けています。
お金が好きになったら、しっかりとお金について勉強することが大事。貯蓄について、投資について、しっかりと学べばお金をしっかりとためることができるようになるし、増やすこともできるようになる。
2022年度からは高校で金融教育がスタートしたが、大半の人はお金についての教育を受けていない。勉強せずにうまくできるようにはならないので、しっかりと勉強することが大事。しっかりと学べば成果がついてくる。
勉強する方法は、本を読んでもいいし、ブログを読んでもいいし、YouTubuを観てもいい。
お金を好きになることと、お金にがめつくなることとの違い
お金が好きということを、お金にがめついと勘違いする人もいます。でも、お金が好きなことと、お金にがめつくなるのとはちょっと違います。
お金にがめついというのは、”金もうけに抜け目がない。ケチ。”ということです。
お金をしっかりと稼いだり増やしたりした上で、払うべきところにはしっかり払い、自分が使いたいところにはしっかりと使う。お金を有意義に使えるようになること、お金で自分や周りの人の人生を充実させることができるようになることが大事です。
お金を変に嫌うのではなく、お金を好きになることでお金の力をうまく使って有意義な人生を送っていきましょう。
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