効率的な節約方法とは?大きな買い物をする時にこそ、少しの努力で大きな節約ができる!

貯金・節約

節約をして貯蓄をしたいと思っているみなさんは、どういうところで節約をしようと考えていますか?毎日の買い物ですか?日常品ですか?たまに趣味にお金を使うときですか?

今日は苦労は少ないのに効果的に節約ができる方法として、高額なモノを買うときの考え方についてお伝えしたいと思います。

人は金額の変化を金額の割合で感じている。

実はわたしたちは買い物をするときに、無意識に値段の差を金額ではなくて割合で感じていることが多いです。

こんな例をどう感じるでしょうか。

1.在庫一掃セール 2万円の服が50%OFFで1万円

2.バーゲンセール 5万円の家電が20%OFFで4万円

3.新築戸建 4205万円が今なら4204万円に値下げ

上の3つの例はどれも約1万円の値下げになっていますが、感じ方は違うと思います。”3.”の新築戸建にいたってはほとんど値段が変わらないように感じるのではないかと思います。

でも、わたしたちは節約がしたいので、2万円が1万円になっても、4205万円が4204万円になっても1万円の節約ができることに変わりはありません。

逆に値段が高くなる次の事例の場合はどうでしょうか。

1.雑貨 通常版は1万円のところ限定モデルは3万円。

2.家電 機能が少ないベースモデルは13万円で機能充実の上位モデルは15万円

3.新築マンション 3530万円にオプションをつけて3532万円

“1”の値段は大きく変わったように感じると思いますが、“3.”の新築マンションはあまり値段が変わらないように感じるのではないでしょうか。

数百万円の車を買うときの数千円のオプションや、数千万円の家を買うときの数万円のオプションが誤差のように感じられたという経験をした人もいるのではないでしょうか?

高額なモノを買うときには値段の変化に鈍感になりやすくなってしまいます。こういうワナがあるということをまずはしっかりと認識することが大事です。

節約をしやすいのは大きな買い物をするとき

では、節約を効果的にするにはどうしたらいいのでしょうか。

ズバリ、節約をしやすいのは大きな買い物=高い買い物をするときです。

家具、家電、車など大きな金額の買い物をするときに、いかに節約できるかです。

家電を買うときにほとんど値段が変わらないから高い上位モデルを買ってしまおうとか、車を買うときにせっかくだからオプションもつけておこうとか、そういう風に買うものを決めていませんか。

それが自分に本当に必要な機能や、大きく満足度を上げてくれるモノならば問題はありません。でも、値段だけを見て、大して値段が変わらないからと思っているとしたら、本当に値段が変わらないのかもう一度考えてみる必要があります。

値段の割合ではなく、額で考えてもほとんど値段は変わらないでしょうか。例えば家電で、13万円の下位モデルと、15万円の上位モデルであれば、13万円と15万円の比較ではなくて、単純に2万円という額に着目するべきです。

上位モデルで追加される機能だけを2万円で買うと考えたときにが小さな金額なのか大きな金額なのか、払う価値があるのかを考えることが大事です。それが絶対に必要だと思うのならば、上位モデルを買ってもいいと思います。でも、そこまで必要ではない、もしくはあったらいいなと思うぐらいの機能ならば下位モデルを買うべきです。

大事なことは絶対的な使うお金を減らしていくことです。大きな買い物で必要最低限のモノを購入することができれば、辛い思いをすることなく効率的に節約をすることができます。

↑ここまではOK

買うモノの金額に応じて慎重に検討することが大事

ここからはさらに一歩進んで、モノを買うときの金額に応じた考え方についてです。

先ほど言ったように、大きな買い物をするときにこそ大きな節約をするチャンスがあります。そして、そのときに特にやってほしいことは、”金額の大きさに応じてその分慎重に検討すること”です。

どういうことかというと、1万円のモノを買うときは1000円のモノを買うときの10倍慎重に検討する、10万円のモノを買うときは1000円のモノを買うときの100倍慎重に検討するということです。

慎重に検討するというのは、それが本当に必要なのか、それが本当に欲しいのか、その額を出す価値があるのか、他のモノで代替できないか、他の店と比較してもこの店で買うのがいいのかということをよく考えてみて、そうでないならば買うのをやめたり、もっと安いモノにしたりするということです。

10倍や100倍というのは感覚的な話にはなってしまいますが、自分が1000円のものを買うときに考えたり悩んだりした時間や量のことです。

高価なモノを買うときにも、安いモノを買うときと同じくらいの感覚で買っていませんか?10万円のものを買うときにどれぐらい考えているか、悩んでいるのかを思い返すと、1000円のモノに対してなかなか100倍分は検討ができていないと思います。

大事なことは、自分が値段に対して十分納得して買えているかどうかです。安い金額のモノであれば失敗してしまってもそれほど家計に大きな痛手ではありませんし、買い直すこともできます。大きな金額の買い物で失敗してしまうと、家計へのダメージが大きくなってしまいます。

まとめ

  • 人は金額の変化を金額の割合で感じている
  • 節約をしやすいのは大きな買い物をするとき
  • 買うモノの金額に応じて慎重に検討することが大事

この3つが高価なモノを買うときに重要な考え方です。これができるようになると、普段の生活ではそれほど節約をしなくても、高額な買い物のときにしっかりと節約ができるようになり、思ったよりもお金がしっかりと手元に残せるようになると思います。

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